論理的に話していきたいですね

ほんまに。というわけで、久々の書評である。書評と打つのも久々である。書評ってなんだっけ。どう書くのだろうか。分からない。

 

 

今回の本は、出口 汪 (著)「出口 汪の論理的に話す技術」である。本屋で買ったのだ。話すのが苦手だと自覚していたから購入するに至ったのだ。

 

「話す技術」なので、実践的にどんな感じで話していけばよいかが書かれているのだ。我々もこの本を読む前から外や家で発言していっているわけなのだが、よりよく話したら、対人関係がうまくいくといった内容である。

 

我々の何気なく話している内容の、どこがよくないかといえば、論理に従ってないことがあって、そこがまずいらしい。あまり上手くない人は、すごい、辛い、などの感情語を多用するようなのだ。その言葉は自分本位であり、他人に伝わるように工夫がなされていないから論理的でないらしい。

 

論理的な発言とは、結論、主張があり、それにまつわる具体例や数値などをあげ、結論、主張を補足し、その補足がちゃんと主張につながるようになっている。すなわち論証されている発言である。多分。こんな感じのことを言われると、日ごろ全く意識していないと思うのである。意識している人がいるとしたら話し合いで勝てる気がしない。

 

その他、同じことを何回も言うな、言い訳は聞き苦しいなどすぐに使えそうな話が載っていた。論理の飛躍がありすぎると、聞き手はついていけないというのも載っており、あ、拙者のことだなと思った。突拍子のないことを言うことが面白いと思っていた節があり、これはよくなかったと気づかされた。

 

話し方にもルールや、型というものがあり、話し方の上手い人は知ってか知らずか、型を覚えて発言をしているのであろう。(まとめ)

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