卒論が怖い
私は大学四年なのだ。つまり、今年卒業で、卒論を書かねばならないのだが、まだ1文字も書いていないのだ。
こう書くと、「どうせ、ゆるい研究室でまともに大学に行ってなかったんじゃねーの?」とか思う人がいるかもしれないが、そうではない。平日も、たまには土曜日も行っていたのだ。大真面目に大学に通っていたのだ。
そしたら、なぜ、論文が書けていないのか。という疑問がわいてくるが、大学でまともに卒論と向き合ってないからである。それだけではない、まだ卒論の材料であるデータすら出ていないのだ。
これは芳しくない状況である。年末をゆるりと過ごして、正月も同様にのほほんと過ごす予定を組んでいる場合ではない。はやく、卒論の完成に向け、とりかからねばならない状況である。
しかし、世の中はそんなに甘くなく、実験に必要な材料がそろうのは数日後である。正月はのんびりと過ごさざるをえない